Joyeux Noël
Bonjour!スリジェです。
前回の更新から大分経ってしまいまいした。
クリスマスはみなさん楽しまれたでしょうか?
私はというと、イブに義父宅、クリスマスに義祖母&義叔母宅でパーティに行きました。(義父宅から義祖母宅が近いので義父宅に一泊)
クリスマスツリーはもう見事なものでした。
このセンス、見習いたい🎄
イブの日、娘は親戚の子供たち(義父のパートナーのお孫さん)と久しぶりに会えたのでは大はしゃぎで遊んでいました。
歳も数ヶ月違いで2人、年長の子の弟君はまだ6ヶ月なので一緒には遊べませんでしたが楽しそうにみんなが遊ぶ姿を見ていました。
まだ2歳前後の子供達なのに、おもちゃをシェアし合っていてとても微笑ましかったです。
義父のパートナーが美味しいクリスマス料理を振る舞ってくれました。
今まで私の残念すぎるお粗末なフランス語のせいで義母以外とは雑談をしたことがなかったですが、義父やそのパートナー、パートナーの娘さんとちょっとお話できて、それがすごく嬉しかったです。
後から夫に「父さんが君のフランス語がすごく上達しててびっくりしてた」と言われ、有頂天になりました。
その後、一泊して朝を迎えました。
そして、義祖母&義叔母宅へ
義叔母の息子(義理の従兄弟)に彼女ができたらしく、彼女もお呼ばれされていました。
見てびっくり!
私が今ハマっているドラマ、『オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜』に出てくる私が一番美人だと思ったイザベラ王女役のメリケ・イペック・ヤロバという女優さんにそっくりの美人さんで見惚れてしまいました。
人見知りの娘は何故か初めて会うその彼女さんにべったりで、私に似て面食いなのねと思いました😂
義祖母は娘にとってひいおばあちゃんなのですが、彼女は血の繋がったたった一人のひ孫(しかも、孫は全員男なので念願の女の子でした)のことが大好きなのに何故か娘はひいおばあちゃんを怖がっているという、、、。
私の祖父母は全員亡くなっているので、唯一のひいおばあちゃんとの思い出をたくさん作らせてあげたいのになんだかものすごく悲しい😢
年末にまたパーティがあるので、今度は怖がらずにひいおばあちゃんとハグしてくれたらいいな。
クリスマスのデコレーションとアラビア人の義母との生活
Bonjour!スリジェです。
12月になり、ブログやインスタなどのソーシャルメディアでお家が綺麗にデコレーションされている素敵な写真をちらほら目にするようになりました🎄
親戚宅やご近所さんもクリスマスツリーを飾ったり家の庭をイルミネーションで飾ったり目にも楽しいクリスマスシーズンです。
うちはというと、義母がモロッコ人でイスラム教徒なのでクリスマスツリーやデコレーションは義母の意向もあり、致しません🕋
そして私もデコレーションのセンスがないのと、正直めんどくさいのもあり、ラッキー♪
その代わり、イスラム教には年に1度1ヶ月ほどラマダンという日が昇ってから沈むまで断食する慣習があります。
義母以外特に信じている宗教がないので、ラマダンするのは義母だけ。
気ぃ使うわぁ、、、
食事はもちろん、水を飲むのも義母の前では遠慮していました。
しかし、義母がラマダンの時に作る栄養満点のラマダンの時夜に食べるスープ、ハリラがとっても美味しいんです🇲🇦✨
素材の味を生かしたコクのあるカレーみたいな感じを想像して頂くと分かり易いかと🥘
ラマダン後はみんなでパーティをするんですが、イスラム教徒ではない私たちはお留守番。
義兄の家でイスラム教徒の友人や親戚を集めて、きっと美味しいアラビア料理がテーブルに並んだ楽しいパーティだったんだろうな。
そんな敬虔なムスリムの義母との生活ですが、困ったことは特になく寧ろ義母がたまに作ってくれるタジンを楽しみにしています。
お酒はもちろん禁止で料理に使うのもダメですが、元々私は下戸なので飲まなくていいし、お酒を使うような手の込んだ煮物とか作っても夫は食べないし、醤油+酒+みりんは大体麺つゆで代用してます。
豚肉も持ち込み禁止となっていますが、たまにトンカツ食べたいってなる時はあるけど鶏肉と牛肉と魚の生活も慣れればどうってことないです。
どうしてもお酒を使う料理や豚肉が食べたくなったら義母が年に1度モロッコへ帰省するのでその時に堪能するか、レストランに行きます。
イスラム教というと、日本ではなんとなく敬遠されがちで、メディアの過激な報道のせいもあり危険という偏見もありますが、実際にイスラム文化に触れてみて世話焼きさんが多いなと思いました。
あと女性が個性的。
イスラム教で女性というと、男性の陰に隠れて男性に従って生きていて女性の人権が軽視されているイメージがありますが、実際は気が強い女性が多い。
肝っ玉母ちゃん率高いし、しっかり者の強い女性が多い気がします。
我が家の男性陣はみんな奥さんの尻に敷かれているような、、、。
(地域や宗派にもよると思いますけどね。我が家のモロッコ人ムスリムの場合はそんな感じです。)
日本の文化と似た部分もあります🇯🇵🇲🇦
昔の日本人は食卓を使って畳に座って食事をしていたのと同じで、昔のムスリムも低い食卓で絨毯の上に座って食べます。
昔は男尊女卑だった点も同じですね。どちらも男女平等の概念が浸透してきてはいますが、家事育児を担うのはまだまだ女性が主で、それでしばしば夫婦喧嘩をするのも日本と同じです。
ムスリムのお祈りは正座して行われるので、夫が柔道を始めて「正座足痛いよー」って言ってたら義母と私は正座マスターしてました笑
ムスリムの道具にも数珠があって、仏教にも数珠があります。
実際に他文化に触れると意外とどこかしら共通点があって面白いです。
野鳥の多いカナダ
Bonjour!スリジェです。
カナダに来て感じたことなのですが、カナダって自然豊かで住宅街でもたくさんの種類の野鳥を目にすることができます🦜
この前、家の側のライラックの木にキツツキが来て木をコンコンして餌を探していました。
真っ赤な鳥や真っ青な鳥もいて目にも楽しいバードウォッチング。
こんなに可愛いスズメちゃんもいました。
アタクシ、写真が趣味なので捗ります📷
でも気づいちゃったんです。
なんで住宅街なのにこんなにたくさんの野鳥がいるのか。
確かに中には趣味で巣箱と餌台を作っているご家庭も多いです。
こんな感じで↓
(義叔父宅)
でもそれだけで野鳥がこんなに増えるでしょうか?
そうなんです。
理由は、、、
外にゴミ箱があるから。
ではないでしょうか?
外にゴミ箱があると言ってもゴミが野晒しになっているわけではありません。
ちゃんと蓋がついたゴミ箱です。
カナダは緯度が高い雪国と言っても夏場は30℃を超えます。
その中で生ごみも含めゴミが外にあるわけです。
生ごみは腐乱し、例え蓋が付いていても臭気が漏れ出すわけです。
さて、勘のいい皆様ならもうお分かりでしょう。
そう、ハエです。
カナダでは暖かくなるとハエが大量発生します。
窓を開けて料理してると網戸の外にハエが集ります。
ハエの子どもはそう、UZIMUSHI!🐛
昆虫を主食とする種類の野鳥はこいつを餌にしているわけです。
現に、夏場にゴミを捨てに行くとゴミ箱の蓋にびっしりマゴピー(ウジムシ)が付いていて、鳥ちゃん達はそれを啄んでお食事中でした。
その時バードウォッチングイエーイなんて浮かれていた私は悟ったのです。
カナダの野鳥ってたくさんいるけどコレ(マゴットオンジアウトサイドゴミ箱)のせいじゃね?
(木の実を主食とする野鳥もいるので一概にウジムシのおかげとは言えませんが。それについてはヒメリンゴの木がたくさんあるので、そのおかげかもしれません。)
色とりどりの美しい野鳥達にはそんな背景があるのだなぁと思った出来事でした。
マダム、2人目がいるの?
Bonjour!スリジェです。
突然ですが、娘を妊娠してから食べづわりがひどくて妊娠中に15kg太りました。
出産して2年になろうとしていますが、全く体重が落ちずアレ?子ども産んだよね?という体重と体型のままです🤰
20代前半の頃は痩せっぽっちで食べても全然太らなかったのに、なんて思ってたら食欲変わらず三十路の現在、、、
東京の母と電話するたびに痩せなさい、痩せなさいと言われます。
痩せようと努力は、、、してない。
ただ、残り少ない20代をデブのまま過ごすことに焦りは感じている。
ただそれだけ。
そんなある日、私についに天罰が下ります。
先日、義母の仕事関係のマダムが家にやって来ました。
私の脂肪と夢と希望が詰まった3段腹を見て一言
「Madame, vous avez un nouveau bébé?」(アラ、奥さん。2人目がいらっしゃるの?)
と嬉しそうに聞いてきたのです。
「ノ。。。Non。。。」
と否定すると、マダムはとても済まなそうに謝っていました。
そんなー大丈夫ですよーなんて言ったけど内心かなりショックで片手に持っていた淹れたてのカプチーノを零してしまいました。
そして、ダイエットの神が舞い降りた!(気がする)😇
せめて10kg?独身の頃+5kgくらいの体重に20代のうちに戻ろう。
そうしよう。
看護師のカルチャーショック
Bonjour!スリジェです。
実は日本で7年くらい看護師をやっていました。
新人の頃は夜勤明けの朝に立つと転びそうな患者さんが朝食中にベッドから脱走してしまい、先輩看護師から「車椅子持ってきて!」と言われたのに何故か重たいクッションと肘掛けのついた普通の椅子を持って行ってしまい、大爆笑されたというポンコツ度を誇るおたんこナースでした。
(その後、その患者さんは無事にベッドに戻って朝食を召し上がりました。)
(医療ミスは起こしたことないので安心してください。慎重派です。)
そんな私ですが、大好きな看護のお仕事はただいま休憩中で、就労のパーミットが承認されるまで今は義母の家業を手伝っています。
コロナ禍真っ只中の去年、看護師さんが家に来てワクチンを打ってくれました💉
バイアルからシリンジでワクチンを吸って、、、いざ。
そのまま腕にブスり💉💉💉
、、、あれ?
今エア抜きした?(※エア抜き;体内に空気が入らないように注射器と針の中に入ってる空気を外に出すこと)
その後もワクチンを何回か受けましたが、あまりしっかりエア抜きすることはありませんでした。
確かに、空気が血管の中に入って詰まるということは相当な量を注入しなければ起きませんが、、、カルチャーショックでした。
そのほかにも点滴をする時、日本だと点滴の針を数日間刺し直さず使ったりする時に透明な柔らかい針を使うのですが、大体普通の注射針みたいに真っ直ぐです。しかし、最寄りの病院で点滴をしてもらった時はちょうちょの羽みたいな附属品がついた(翼状針)柔らかい針でした。
日本でも大きな病院では見たことがありますが、こっちではこれが主流なんだぁとこれもカルチャーショックでした。
他にもきっと色々あるでしょうが、それは看護師になってからのお楽しみ。
フランス語の発音
Bonjour! スリジェです。
今日はフランス語についてです🇫🇷
カナダの公用語は英語・フランス語となっていますがやはりメインは英語です。
しかし、私の住むケベック州はフランス語が公用語で、これはケベック以外のほとんどの地域がイギリスに植民地支配を受けていたことに対し、ケベック州はフランスに植民地支配を受けていたことに由来します。
ちなみに、これまで幾度となくケベックはカナダから独立して一つの国になろうと住民投票が行われましたが、反対派多数にて今もカナダの州に留まっています。
(北アメリカ大陸を初めて発見したアイスランド人のトルフィン・トルザルソンはケベックの近くに上陸して北アメリカ大陸に到達したよ!※諸説あり)
夫がケベック人と知ったのは付き合う前だったような。
「カナダのどこ出身なの?」と聞くと
「ケベックだよ」
ケベックだよ
ケベックだよ
ケベックだよ....
あれ?お兄さん、ケベックってフランス語が公用語じゃありませんでしたかしら?
その後、付き合うようになってから1か月が経った頃だったかしら。
時々ラインで英語を使う私に
夫(当時彼ぴ)「スリジェ、英語は(勉強してくれなくて)いいよ。俺の母語はフランス語だからフランス語を勉強してみない?」
と言われ、ABCの発音から勉強することに。
特に“R”の発音と“Y“の発音が難しかった、、、。
R→“エール“ はわかる。
Y→“イグレック“って何やねん。
しかも
E→“イー“じゃなくて“ウ“????
ファッ⁉︎?
(いまだに文頭にEが来る単語がイーで始まるのかウで始まるのかわけわかめ)
当時夫が下宿していた東京の郊外の駅のベンチでmettre(仏語;置く)の発音の練習を一緒にさせられたのはいい思い出。
わい「メーットレ!」
夫「違う!mettre!」
わい「メーットル!」
夫「違うって!mettre!」
みたいな。
今では“R“の発音も上達したようですが、文頭に“R“が来るrevenir(仏語;戻る)とかremplir(仏語;満たす)とか無理。
なんか、吃る。
あと“eur“も難しい。l'aspirateur(仏語;掃除機)、le congélateur(仏語;冷凍庫)とか言えない。
(デモ、大体機械はteur)
2年勉強しても英語が基礎にない語学勉強なので禿げそうなくらい理解できない。
前置詞?冠詞?ナニソレオイシイノ?
関係代名詞
、、、見なかったことにしよう。
娘の方が早くフランス語すらすら話せそう。
ハーフの子供の言語発達問題
Bonjour ! スリジェです。
12月になりましたね。
今朝、生ごみを家の外のゴミ箱に捨てに行ったらゴミ箱の蓋が凍りついてくっついてて、蓋を開けるのに苦労しました。
日本はまだ東京で12℃くらいあるんですって、冬だけ沖縄とかに移住したい、、、
さて、本題に入ります。
今、私の娘はもうすぐ2歳になります。
1歳半検診なんてものはケベックにはありませんが、予防接種に行った時に保健師さんに当時ママとdu jus(仏語でジュースの意)か話せなかった娘の相談もしました。
言葉は日本語でもフランス語でも理解してるのに2つしか言葉を話せない、、、何か問題があるんでしょうか?と保健師さんに聞きました。
保健師さん曰く「ハーフなどの多言語の環境にある子は言葉の喋り始めが遅れる傾向にあるけど喋り出したら大体幾つもの言語を話せるようになるよ。理解してるなら大丈夫。」とのことでした。
そして、半年後、、、
「たいたいたっけー!(痛い痛いの飛んでけ)」
「Allô! (仏語でもしもしの意)」
「How are you?」
あれ、、、?もしかして娘氏日・仏・英の3ヶ国語話してる?
確かに、語彙力は数えて70語前後と純日本人の2歳児と比べれば半分以下ですが、3ヶ国語話してんじゃん!
そして「ママ、だっこ」とか2語文も話し始めてるし、
この子もしかして天才なのでは!?(単なる親バカ)
検索魔になって一喜一憂したり、ママとパパの国籍が違ってごめんなさい、ケベックなんて来なきゃよかった、なんて罪悪感に駆られた日もありましたが、一安心な出来事でした。
今では「ママ!ici!(仏語でここの意)」とトイレまでやってきてリビングでトーマスを一緒に見ようと誘ってくるおしゃべり娘になりました。
流暢に話し出したらそれはそれで嬉しいけど大変そう、、、。